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seriseri.comJikandopast worksLike ping pong → story 6 October 2003
演劇ユニット時間堂
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●演劇ユニット時間堂6回目公演
「ピンポン、のような」
王子小劇場 2003年9月19日(金)〜23日(火・祝)

ものがたり
みどころ
いただいた感想

「卓球、やろうよ」

 木曽路のはずれにある、伝統があるというよりは漫然と200年続いてしまった、という感が強い、とある旅館。ある秋の夜、この数日続いている雨に退屈した学生が、今は利用されていない娯楽室に忍び込む。

「お、卓球台」
「ていうか、卓球台しかない?」

 そこは娯楽室とは名ばかりの、卓球台がつくねんとある殺風景な空間だった。

「あの話、なんかリアルだったよね、仲居さんの」
「けっこう有名、このあたりでは」

 大学生の一人は、仲居から先ほど聞いた、この旅館に伝わる怪談を信じ怯えていた。

「あんたバイトだって言ってたじゃない」
「ウソよ。見りゃわかるでしょ」

 偶然いあわせた友人カップルと卓球を楽しんでいると、急に停電がおこる。再び電気がつくと、卓球台にはなぜか、5つの大福が。

「いただきます」
「食うのかよ」

 そして突如現れた、人気女流作家。

「ちょっと、考え事がしたいんだけど、一人にしてもらえないかな」
「こんなところであえるなんて感激です! ずっとファンです!」

 幽霊伝説が残る旅館を舞台に、おばかな笑いとうまくいかない恋愛を描く、時間堂6回目公演。

「あれ、J文学?」
「それ恥ずかしいからやめて、絶対言わないで」
「ワシオさんて江川さんの彼氏ですよね?」
「脅迫っていうのよ、それ」
「どういう嫌がらせだよ」
「そういうこと言ってるんじゃないでしょ、バカ? あなた」
「じゃ、こうしましょう。卓球で決着をつける」

「久しぶりに笑ってる君を見られて、よかった」


ピンポン、のような


 2003年9月19日(金)より23日(火・祝)まで、王子小劇場にて。
 乞うご期待。

「もっと、ラケットは45度で振ったほうがいいです」

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