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10 May 2003 |
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演劇ユニット時間堂
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■公演と活動の記録 ■Past Works / 公演と活動の記録 ●演劇ユニット時間堂4回目「友達の賞味期限」 「友達の賞味期限」楽屋裏話 今回は今までのように全てを即興で構成し、台本なしで公演を行うのではなく、 即興演技から出来たものを黒澤が構成、加工し台本に起こすという作業を取り入れた。 つまり、即興の度合いが今までよりも減少し、より「演劇らしい演劇」に近づいたとも 言える。 確かに、物語としての演劇のクオリティ自体は上がっている。しかし、観客からは 「以前ほどの勢いがなくなってしまった」などの意見も聞かれる。 三人の成長は目覚しく、内面だけをとれば、少なくとも恥ずかしくないものを提供 できるまでにはなった。 リラックスし、集中して、関係を研ぎれないように感じていく、濃密な演技を行う。 舞台の上で本当に感じる。このあたりの内面的なスキルは評価しているし、また評価 されているようだ。 その分、外見的なスキル「活舌、動き、声量」などに対しての手厳しい意見は 真摯に受け止めねばならない。 本番では本物の雨をふらせた。水を天井から撒いたのである。このギミックに関して は、多少問題はあったものの、おおむね成功だったといえよう。ひとえに斎藤の努力の 賜物である。 観に来た方から「これ、大変だねえ」と言っていただいた。 そう。大変なんである。 降らせるのも大変だが、一番大変なのは「降った後」である。 これを楽しく処理するため「プール部」なる活動をはじめた。ユニフォームはTシャツ と短パン。モップや雑きんやスポンジや新聞紙(吸い込ませる)やワイパー(窓を拭く 奴)やちりとり(意外と役立ち。かきだし用)などを駆使して、テキパキと作業をこなす。 ![]() 美術は池亀の独壇場だったが、制作にあたっては西崎の力に頼るところも大き かった。コンパネとよばれる分厚い板を何の変哲もないノコギリで斬るとは。私には 真似できないし、きっと本人も二度とやりたくないであろう。池亀、西崎は大変な 労力を消費した。しかも小屋入りしてからは、ほぼ徹夜作業である。 時間堂制作の公演は役者にやさしい。 ふつうしこみ、ばらしや美術の作成、プール部の活動など、役者も協力するもの なのだが、時間堂の理念として「演技者は演技に集中する」という思想がある。 制作部の奮起とスタッフ全員の協力があり、役者は無事演技に集中できたようだ。 時間堂独特のシステム、というかスタッフに「給食当番」というものがある。 その名の通り、スタッフ全員と役者の分のご飯をつくる人だ。買うより安いし、なにより 美味しいと、大変好評。広い楽屋があるル・デコや王子小劇場だから出来る芸当である。 ただ一つ問題があって、においのきついものを調理してしまうとそのにおいが楽屋や ホワイエに充満してしまうこと。今後の課題である。 制作部の一番の反省は、集客の悪さである。クオリティとしては一定レベルの 作品を制作できたと自負はしている。スタッフも有能な方をそろえ、スチールの 松本幸男氏やビデオ撮影の宮地章弘氏もプロフェッショナルのスタッフである。 それなのに、あまりに問題がある客数だったのではなかろうか。今後更に充実させて いこうと、試行錯誤しているところである。 そんなわけで、時間堂制作部では制作スタッフを募集中です。くわしくはメールにて。 それではみなさん、また次回公演でお会いしましょう。 15 April 1999 時間堂堂主 黒澤世莉 もどる |
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