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seriseri.comJikandoWhat is Jikando? → more information 26 December 2003
演劇ユニット時間堂
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What is Jikando? / 「演劇ユニット時間堂」について

●もうちょっとくわしく、時間堂について

○ひとことでいうと
わたしたちがつくるものは、肩の力を抜いた、演劇です。


○かたくいうと
ちょっとかたくなってしまいますが、時間堂の演劇は、
「存在」という縦糸と、
それを織りなす「関係」という横糸、
美術と音楽と照明、そして観てくださるみなさんの力で、立体になる「空間」
によって構成されています。


○抽象的にいう理想の時間堂
劇場が一つの水槽だとします。
舞台、客席、美術が一体になった、水が満たされている水槽です。
出演者が演じて、観客がそれを観ています。
最初、観客は、ひとびとをのぞき見しているように観劇しても、
そのうちに登場人物と、あるいはその空間自体との境目が曖昧になります。
やがて、観客の皮膚が水槽の水分との境目を無くし、
意識だけがその空間に混ざり合います。
水槽の中を漂いまざりあう、水になった出演者と観客の意識。
そんな空間をつくることが、時間堂の理想です。


○空間
「空間」、あるいは空気や雰囲気と言っていただいていいと思います。
目に見えない、耳に聞こえないものを、大切にしています。
それは、映画や音楽や美術や本やゲームでは体験できない、面白さです。


○舞台と客席
空間を、そこで起きている出来事を共有したいから、
客席と舞台は近く、さかいを曖昧にすることが多いです。
客席が舞台を取り囲んでいたり、客席と舞台がまざりあっていたり。


○美術
簡素で素敵、というのが、時間堂をかこむ美術がめざすものです。
たとえばご案内ひとつをとっても、ちょっと部屋に飾っておきたくなるような、
とっておいてながめたくなるようなもの。


○演劇を観ること
演劇は時間を楽しむものです。もっと気楽に楽しんでもらいたいから、
だいたいはお酒やお茶を飲みながら、お菓子を食べながら、観られるようにしています。


○演技
大切なことは、きちんと存在すること。きちんと関係すること。
その人物になり、本物の感情を経験していくこと。
上手な喋り方やはりのある声や、美しい動作や正確な演技などは、
あまり気にしていません。


○戯曲
ただ関係性だけではなく、
ただ物語だけではない、
調和のとれた戯曲を選ぶか、つくっています。
関係性だけでは退屈だし、物語だけでは嘘くさいからです。
現代のおはなしで、ひとつの場所の100分間を切り取った物語が多いです。
ひとびとが、がんばったり、あきらめたり、笑ったり、泣いたり、
奇跡はおきないけれど、人生もまあ悪くないかな、と思えるような。
また、われわれは結論よりも余韻を、情熱よりも情緒を、大事にしています。
ひょっとすると、結末などは「ハッキリしないなあ」と思われるかもしれません。


○場所
劇場にこだわっていません。その作品が似合う場所であればどこでもできます。
たとえばマンションの一室、病院のロビー、喫茶店の片隅、こじゃれたギャラリー。
一つの場所で行われる物語が好きです。
だから、場面転換や、転換のための暗転は、やりません。


○つくりかた
ていねいに、たのしく、作品をつくっています。

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