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handsomebu
ハンサムブ
美男子部
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クロサワセリの超個人的ページ。
日記。
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May.2001
5月のまとめ。
これから、くだんの恋愛に関する痛みの記述をやめます。
きりがないので。
2001年5月の日記の一部をクローズにします。
具体的な理由はありません。しいて言えば、自分でも読み返す気力の起きない情念満載な記述を出しっぱなしにしているのは、自分がビョウキであることはまあよいとして、自分の周囲の人間に、自分の知人が悪く受け取られるのは申し分けなさ過ぎるなあと思ったからです。
「今さら遅いじゃんか」
というご意見も重々承知ですが、これもまた、考え出すときりがないので。やっちゃいます。
メールをくれた皆様、会いに来てくれた皆様、そばにいてくれた皆様。
ありがとう。
具体的な名前は申し上げませんが、あなたがどれほど私の支えになってくれたか、言葉では到底表現できません。私にできることは、せいぜい自分が幸せになり、あなたの幸せのお手伝いをすることです。なにか力になれるときは、声をかけてください。恩返しします。
自分がグッタリしない程度にですが。
胸はいまだに痛みます。しばらく痛みつづけるでしょう。
そう簡単に快復できないことが、嬉しいやら悲しいやら。
私にも人間的な感情があってよかったです。
演劇とお店の仲間には多大かつ深刻な迷惑をかけてしまいました。これはひとえに私の至らない部分で、申し開きする余地もありません。ていうか、まだちょっとかけるかも。
私は弱い。
でも、がんばるよ。これから期待していてくれ。見限っていなければ。
自分を追い詰めるクセ。そして、それで隣人を追い詰めていく傾向。落ち込む下降螺旋。これは、なおします。
ムラッ気のある性格。こりゃ、まだなおしようがない。うまく折り合いをつけてやっていきます。
なるようにしかなりません。それは恋愛も演劇もお店も、人生すべからくみんなそうです。
その、なるようにしかならない人生の中で、自分がハッピーであれるように、ついでに隣人にハッピーをわけられるように、せいぜいやれるだけやろうと思います。
2001年5月はたくさん勉強させてもらいました。ひょっとすると一生で一番学ぶことが多かったかもしれません。
かさねて、私の隣人すべてに、ありがとう。以上。
30 to 31.May.01.thu
ダウンつうか不機嫌。
一日けだるい。無気力。不機嫌。
そんな2日間だった。
月曜日の全能感が懐かしい。今はただただ憂鬱。
日本代表はカナダに3-0で快勝。それは良かった。
日記を書く気力もなかった。
友人の大石里絵子がアメリカから帰ってきた。今週は帰国ラッシュだな。
別れと出会いの春に、再会がくっついてきた感じ。
ま、めでたい。とりあえず電話してみた。
29.May.01.tue
のんきな昼間の過ごし方。
9時ごろ目覚めると、野口希望が既におきていた。どうも不眠気味らしい。お外はあきれるほどいい天気。せっかくなんでシャワーを浴びて、布団を干して、明治堂に朝ご飯を食べに行く。
そうそう、昨日希望からもらったお土産。CDが5枚と、白地にチェックのシャツジャケット。軽いジャケットが欲しかったので、とても嬉しい。買う手間が省けた。希望は私の趣味をよくわかっていらっしゃる。サイズもぴったり。やるな。で嬉しかったので、それを着ていく。
そのあと希望の写真を現像に出して、本屋や100円ショップやスーパーや薬屋や靴屋をめぐる。「ベルセルク21巻」「バガボンド10巻」「すそ上げテープ」「ゴムひも」を買う。整髪料も欲しかったのだが、もっと安いドラッグストアに求めることにした。
そんなのんきな午前を、雨がぶっこわした。わ、わたしの布団が!
まあ、いいや。通り雨がやむまでドトールでお茶を飲む。
お、晴れたじゃない。なに、このまま干していれば布団も復活するだろう。そう思い込み、2人で飛鳥山に行く。
そこでまた雨に降られた。今度は春雷つきでやみそうもない。
お茶を飲んだり買い物をしたり雨宿りしながら、まだまだ話をした。お互い尽きないものだね。
13時30分に、雨が小ぶりになったので一度帰る。写真を受け取ってみると、楽しそうなニューオリンズの日々が写っていた。「でも、前半しか取らなかったんだよね。あとは記憶に残そうと思って」
なるほど。私がロンドンに行ったときは、カメラを無くして取れなくなったっけ。
14時に希望が帰って、それから仕事をちょこっとする。お昼ご飯を買いに出ると、天気雨が降っている。ちょっと得した気分。虹でも出ないかな。
「びょういんのパズル」の音響の源田和樹が、演奏者候補の横山転子(のりこ)さんと狐の木に来る。渋滞らしく1時間遅れ。おーそーいー。時間がないので転子さんのピアノをちょっと聞いて、我が家へ移動。いろいろと打ち合わせて、無事やっていただけることに決定。やったー。げんさん、転子さん、よろしくおねがいします。
あとは狐の木で働くが、あまり良くは覚えていない。
28.May.01.mon
友帰る。
相変わらず狐の木のソファーで目覚める。10時過ぎ。こりゃ早起きだ。なんだかしらないが、身体中にやる気がみなぎっている。やっぱり昨日ヒメと話したのが良かったのだろう。
ここ何日かの死人のような仕事とはまったく別人の働きぶり。自分でもほれぼれ。トレーニングや洗濯もチャキチャキこなし、本社での処理や日記書きもパッパとすませる。
毎日これだけやる気があればいいのにね。
15時過ぎにエネルギーが切れ始め、意識が朦朧としてくる。まあ、そんなもんだろう。
18時から25時30分まで、狐の木の現場で働く。電池が燃え尽きたのか、やたらと不機嫌になった。
我ながら大変な気分屋である。
野口希望という友人がいる。
音楽が好きでニューオリンズに行ってしまった。出て行くときに、5月の末に帰ってくると言っていた。この間の電話で「帰りの日取り、サプライズと教えるのと、どっちがいい?」と聞かれたので「サプライズ」と答えた。そんな間柄の方です。
その希望が、突然帰ってきた。いやぁ、そろそろだろうとは思っていたけど、本当にサプライズ。
それだけで、店の現場が楽しくなった。
希望は、めずらしくお酒を4杯も飲んだ。普段はもうちょっと控えめなのに。やっぱり日本に帰ってきて安心しているのかもしれない。
店をしめてから、コンビニで買い物をして、我が家でコーヒーをいれてお話する。家でコーヒーをいれるのは久しぶり。コーヒー好きが来ないからね。ヒメも千秋毅将もコーヒー好きじゃないし。あまりに久しぶりで豆が酸化していたけど、まあご愛嬌ということで。希望はコンビニで買った草饅頭を感動の面持ちで食べていた。洋行帰りの彼女の幸せは安い。
あまり寝ていなかったとはいえ、朝日が出る6時か7時まで、ずっと話をしていた。
希望もアメリカでいろいろあったみたい。
私も日本であったことをたくさん話した。
アメリカに行く前は毎週のように会っていて、その大切さがわからなかった。3ヶ月経て、希望がとても大切な友人であることに気づいた。
とにかく良かったよ。帰ってきてくれて。
話を聞いて貰えて嬉しかった。話を聞けて嬉しかった。
復活基調であるのは間違いない。でも、痛みはいまだに新鮮なんだなと気が付いた。ただ、慣れて感じないようになってきただけで。希望と話していて、自分の色々な本心や感情に気がついたし、新しい考え方を仕入れることができた。
嬉しいやら悲しいやらの感情がごった煮になった具合で、幸せに眠る。
願わくば、希望にも私が感じているだけのハッピーが与えられることを。
27.May.01.sun
なおる。
目覚めると我が家。めずらしい。
外はしとしと雨が降っている。バイクを修理しに行きたいのに、鬱陶しい。
夜バイクを乗り回したかったので、断固としてバイク屋に行く決意。カロリーメイト系のもので朝食を済ませ、いざ動かぬバイクを押し雨の中旅立つ。
1件目。一番近くのバイク屋による。一番近くといっても、王子の周辺にはバイク屋さんが少ないので、結構歩く。北本通り沿いのバイク屋。「工場が改築中で、本日中には受けられません」
ホンダの系列店のクセに直してくれないようだ。ちぇ。まあいいや。
雨の中ただ帰るのもイヤなので、2件目を探す。
2件目。同じく北本通り沿いのバイク屋。「あー、そりゃ中身いじっちゃって壊してるねえ、そんなに簡単に直らないし、結構お金掛かるよ」
50がらみの男にそんなことを言われる。これがまたカチンとくる言い方なんだな。雨の中壊れたバイクを押している人の気持ちが分からんやつだ。二度とよらぬ。
こうなったら、断固として直す。直るまで帰らぬ決意。
王子から王子神谷までたどり着くに至って、さすがに不安になった。このまま歩いていてもただのトレーニングと化して、さあ復路もがんばろう、押せ押せ! てなことになったら泣ける。一時バイク君を放棄し、足でバイク屋を探してから、直してくれるかどうか聞いてみることにした。
東十条商店街の端にある自転車屋兼バイク屋のようなお店で、お兄さんが自転車を修理していた。かくかくしかじかと事情を説明すると、「すぐ持ってこられるなら、いいよ」と仰る。神はいた。
急いで戻ってのこのこ押して行く。中を開けてパパッと見てもらうと、すぐに直った。神だ。
いろいろと他に直したほうがいい個所も教えてくれた。しかもフレンドリー。いい感じの人で、前の2件の不快感を補ってあまりある幸せ。やっぱ人柄だね。
無事エンジンがかかって一安心。御礼を言って王子に帰る。ああ、復路は楽だった。もちろん、まだ慣らし運転です。
店に戻ったら14時過ぎで、風呂に入る時間がない。予想外に修理に時間がかかってしまったからねえ。今日は17時から結婚式の2次会が入っていて、準備の人が15時に来るのだ。一人でこまこま働き始める。
パーティーは45人いらっしゃって、スタッフはなんと4人。佐野哲史の選挙戦に思い切り戦力を削られた感じ。しかし、準備万端だったせいか思いのほかうまく回ってよかった。ホールに不備はあったが、まあ、仕方がないなあ。よく4人でまわしたよ。
パーティー自体も心温まる感じで、とっても素敵なひとときだった。働いていて嬉しいよね、こういう幸せなパーティーは。みんな一生懸命だし。あんまり心温まりすぎて一抹の寂しさを抱いてしまった。
マナーも良いみなさまは19時30分にはお帰りになられて、最後のひと踏ん張りで20時30分まで4人馬車馬。鈴木アキ、伊勢公一、溝口亮、おつかれさま。まかないの肉は美味しかったです。でもいまだに食欲はあまりない。腹は減るんだけどねえ。
パーティーが終わって帰ろうとしたら木村瞳にとっ掴まり、「びょういんのパズル」のチラシと稽古日程の話になる。いろいろ話した。至らない私ですまんね、と言う。心底思うのだ。私は至らない。すぐ人にあたるし。ごめんなさいと反省して、また同じことをしてしまう。バカだなあ。
「それはいいけど、私だって人間だから落ち込むこともある」と瞳は言って、こうつづけた「黒澤くんは、あんまり自分を追い詰めないようにね」と。
これは衝撃的だった。アクアでマリさんに言われたこととまるっきり同じことだ。うすうす自覚していたとはいえ、本当にそうなんだなあ。
自分を追い詰めることで、人を追い詰めていくんだな。それは誰も幸せにしない。たぶん、ヒメも傷つけた。
これはテーマのひとつだな。ぜひ直そう。
自分を追い詰めない。そういうおかしな傲慢さを改めて、相手を理解して、本当に大事なことを見極めよう。思いつめてもいいことないよ。
帰宅してシャワー浴びてヒメの荷物を荷造り。靴とカバンは持っていったほうがいいだろう。カバンの中身が入りっぱなしでヒメらしい。整理整頓しろっつうの。着替えはさほど必要ないだろうけど、夏物と目に付いた邪魔なものを適当に放り込んだ。22時過ぎに家を出る。
慣らし運転で東京タワーまで到着した。23時少し前。伊勢から電話が来て、なんだかトラブル発生の気配。明日にでも処理しようと思う。
ヒメに電話すると沼部にいるという。っておい、お前話する気あるのか、と憤りかけたが、バイクの慣らしで上機嫌なので気にとめなかった。ていうか、私も23時に東京タワーじゃいつ話す気だったんだってことになるわな。責める資格なし。
品川で会うか蒲田で会うか考えて、今日は走りたい気分なので蒲田まで迎えに行くことにした。
東京タワーから蒲田駅まで20分強。慣らしが終わって全力疾走のLEAD90くんは思いのほか早かった。
蒲田駅にはヒメと山本志保がいた。
でまあ、いろいろ話す。
とりあえず、楽しく話せてよかっただよ。
これからは気楽にやろう。だから、ヒメにも気楽にやってほしい。無理に忘れようとも忘れないようにしようともしない。よりを戻そうとも他の女をつくろうともしない。できるときはできるし、できたらできたでいいじゃない。気楽にやりたいようにやります。思いつめないで、相手を理解するように。私と私の周りの人間がハッピーであるように。
ここまでココロに落ちてきた。
ヒメも理解してくれたようで、嬉しい限り。
バイクはいいね、気分が晴れたし、考えもまとまった。
こっから先は書こうか書くまいか迷ったんだけど、まあいいや、書いちゃえ。
家まで送っていくと言ったら、彼氏が迎えにくるとのことだ。このやろう、彼氏ができたら真っ先に連絡するとか言っておいて後回しにしやがった。まあ、それは私が病んでいたので恐ろしくて言えなかったというところもあろう。しかしまあ、残念ではありますな。
そりゃ、昔の男と24時近くに会うって言うなら、迎えにきたくなる彼氏の気持ちも分かる。
さすがに駅に一人残していくわけにも行かずに、彼氏がロータリーに着いたら電話をしてくれと言って、二人で喋っている。すると、彼氏登場。さすがにびっくりした。むこうはご立腹のご様子。そりゃそうだ。私としてはけっこう気分晴れ晴れなので、あんまり気にならなかった。いや、ドキドキしたけどね。たぶんダメージは向こうのほうが上だろうなあと、思いやる心があった。を、余裕あるじゃん。
たぶん、ヒメが今の彼氏と別れたあとでも、私は友達づきあいができるだろうと言う自信がある。根拠はないけど。そのへんが余裕に繋がるんだろうな。
へへ。なんか気分いい。
私は小人物だなあ。
亮くんと上野で飲もうと思っていたら、上野の店は全部しまっているとのこと。一時王子に帰ってもらって、後で合流することにした。
24時45分くらいに蒲田を出て、途中でヒメと彼氏の車をバイクで抜いて、王子に25時30分前に到着。
赤羽までバイクで行って、バーをはしごして、5時過ぎまで飲んだくれる。
亮くんにさっきの彼氏と遭遇しちゃった話をしたら、悔しがられた。「世莉くんカッコいいよ」
そうかぁ? いまだにこのロジックの出所はよくわからんが、本気で悔しがっている亮くんを見て優越感に浸っていた。
私はホントに小人物だなあ。
ちなみに、二件回ったバーは「アクア」と「リトルヘブン」といって、どちらも女性バーテンダーのいるお店で、小さめ。前者は若者向け、後者は伝統的なバーといった感じで、どちらも値段も良心的でよかったです。また行きたいお店。
コンビニで買い物をして二人で会社に戻り、二人とも6時過ぎに寝る。
帰れよ、お前ら。
26.May.01.sat
気を抜くと絡め取られるぞ。
酒の残った朦朧とした意識の中で、木村瞳が会社に行く姿を見送る。
次に起きたら、福島千陽が洗面所を借りるといってきた。昨日のパーティーのあとだ。
11時まで、とくになんということもなく、千陽とだらだらする。ごみを捨てたり、掃除したりしながら。のんびりとしたひとときで、楽しかった。
11時くらいに出社。パソコンに向かうと、また無気力が襲ってきた。この無気力というか、思考と思考を止めようとする感情のせめぎあいというか、まあなんでもいいんだけど、とにかく何もする気が起きなくなる。ただの居眠りにしては寝すぎだから、ちょっと違うような気がする。
16時くらいに正気に戻る。本当は誘われていたパーティーに行きたかったのだが、すっぽかしてしまった。
17時から2時まで、狐の木の現場で働く。明日は貸切のパーティーを4人で回さないといけないので、準備をしっかりやってからあがる。ひさしぶりにもっちゃんがきて、木村瞳と溝口亮とカウンター越しに話ながら働いた。
みんな大変な思いをしながら生きてるなあ。
幸せってなんだろう。幸せになって欲しいなあ。
私は、恋愛に関しては、ともかくもう、結果はどうでもいいやと思うにいたった。
自分に素直にしよう。悪いところは直そう。相手の気持ちを理解しよう。この3点のみ。それでうまくいくならいまくいくし、うまくいかないならそれは縁がないのだ。これが頭では理解できた。あとは心に落としていくだけだ。
しかし、忘却はイヤだな。イヤでも忘れていくものだが、忘れたくないなあ。
ヒメに電話。明日会うのをどうするのか話す。ていうか電話するって言ったんだからお前から連絡しろって感じ。ヒメの電話の調子が悪く、音がザーザーいうのでコミュニケーションに一苦労。明日の夜電話するということで、電話を切る。
そういえば、実家のヒメと電話するときも、ずいぶん声が聞き取りづらかった。ヒメは電話に恵まれていないのだろうか。
2時過ぎに店をあがって、2日分の日記を3時に書き上げ、こまごまやって帰って寝る。
おかしい、あれだけ一日ウダウダやっていたのに、今、眠い。
まあ、眠れるのはありがたいことなので、眠ることにしよう。おやすみなさい。
25.May.01.fri
モヨモヨとした気持ち。
4時30分に帰宅して横になり本を読む。すぐに眠くなるかと思ったらまったく眠気が襲ってこない。ただアルコールでぼんやりとした意識の中でヒメのことを考えていた。でも今までとはちょっと違っていて、痛むのだけど強くない。弱くないけど耐えられないほどじゃない。なんていったらいいのだろう。シクシクがモヨモヨになったというか。
気になるコメントがリピートして妄想想像たくましくなるという、典型的恋愛バカパターンに陥っている。
で、それでもそれを受け入れられるのだよ。良い方も悪い方も、それはそれ。一刹那の出来事として。その状況を理解し、認め、噛み砕ける。
読み返して思うが、これはまったく他者に伝わらないな。
とはいえまあ、なんというか、復活基調なんだってば。信じてくれないかもしれないけど。
またすぐ落ち込むかもしれないけど。
寝たのだか寝てないのだかよくわからんが、6時30分には起きて、カロリーメイトを買い出社。
朝、すこし散歩をしながら思った。
このまま忘れていくのかと。
この復活のようなものは忘却への第一歩なのかなと。
むしょうに、寂しく、切なくなった。やはりこのまま、この想いは薄まっていってしまうのだろうか。傷つきつづける方がいいとは言わないけれど、ヒメが好きだったという事実が記憶になっていくのは悲しい。
有識者の言う無償の愛に近づいているのかも知れぬから、わからんけど。私のような不埒不徳のモノがそんな悟りの境地に立つわけがない。ぐむう。
意味不明に燃えていて、台本に取り掛かる。
8時30分までやって、印刷。とりあえずこんなもんかなあ? もうちょっと足したいか。いや、でもずいぶんましにはなってきていると思うよ。
そうそう、8月公演のタイトルが決定していたのですが、日記に書いていなかったので記しておきます。
「びょういんのパズル」
これがタイトルです。よろしくね。
「びょういんのパズル」の美術、池亀忍の家まで行って、宣伝美術の作成をする予定。10時に約束していたのだが、間に合いそうもないので電話を入れて、台本を持って飛び出る。
彼女の家は神奈川の奥地らしい。どれくらいかかることやら。
王子駅から京浜東北線に乗り、東京駅で東海道線に乗り換え、横浜駅で私鉄に乗る。10時10分到着。思ったよりもずっと早く着いた。忍が駅に着くより早い。
電車は危険だ。
一人で電車に乗っていると、好むと好まざるとにかかわらず、思考の世界に突入してしまう。いらぬことを散々考えてしまった。
すぐ眠ってしまう私がなぜか眠られずにいた。徹夜あけだというのに。
駅前をウロウロしていたら忍がやってきた。彼女の家まで20分くらい歩く。坂が多く、見晴らしがよい。子どもがたくさんいる。のどかなところだ。天気もよく、のほほんとしたよい気分になった。
忍の家はインコの刃(やいば)ちゃんなどもいて、素敵な具合でした。昼食には忍ママから鯛寿司弁当まで頂いてしまって、美味しくいただきました。ケーキまで頂いて、なんだか恐縮。しかも最近の調子では食べられず、無念。
こう書くと遊んでばかりいたようだが、忍と様々な打ち合わせを重ね、現物も何度か作り、だいぶ方針が固まった。11時ごろに到着し、16時過ぎまで作業。実りのある時間を過ごせた。
ま、他にも忍にいろいろな話を聞いてもらえて、良かったです。
帰りも忍と二人、ぽてぽてしゃべくりながら歩く。
さようなら、忍の生まれ育ったところ。きっと二度と来ないだろう。機会がないし。
王子に帰り着いたのが18時少し前。今日はお仕事お休みなので、メールチェックして会社はすぐ退散し、明治堂でパンとチーズとレバーペーストを買い込み帰宅。
19時から、木村瞳、山口瑠璃子、福島千陽の「新型家族」組で宴会なのだ。「新型家族」ちゅうのは3年前に4人でやったお芝居のこと。そこで兄弟役だったのが、今も尾を引いて兄弟同然の付き合いをしている。
が、20時を過ぎてもいっこうに誰も気やしない。掃除も終えパンやチーズを切って皿に並べているにも関わらず。まあいい、そういう奴らだ、あいつらは。わりと覚悟していた私は本を読みながらのんびり待つ。
やっと瑠璃ちゃん登場。瑠璃ちゃんを連れてほりぶんで買い物、パーティー用の飲み物と、ついでにトイレットペーパーと、カーペットなんかでころころやって掃除する奴の換え粘着テープを買う。あれ、我が家では「ころころ」と呼ばれていたのだが、正式にはなんていうのだろう?
そんな買い物をして帰る私と瑠璃は明らかに所帯じみていた。
誰も来ないので、二人で話す。なんだか盛り上がる。なんだ、別に4人集まらなくてもいいじゃん。いや、そんなことはない。
千陽が22時ごろ、瞳がそのちょっとすぎに来る。まあ、2人とも仕事だから仕方がない。
4人になってからはよりいっそうハジけた具合のパーティーになる。用意した食べ物も無事全部消化。
けっこう過激なことを喋った。瑠璃ちゃんが完璧に置いていかれていたのが面白かった。子どもね、瑠璃ちゃんは。
真面目なことも、不真面目なことも。
しかし、こういうバカな話ができる仲間っていうのはとっても貴重。このノリで10年後も20年後も付き合えたら、さぞかし楽しいだろうなあ。
みんな、それぞれの目標に向かってがんばって欲しいものだ。
人生はつらいけどね。悪いことばかりじゃないし。
瑠璃ちゃんは終電くらいで帰って、25時前に瞳も千陽も私も全滅。よく眠った。
24.May.01.thu
まどろみは春の長雨の成果。電話してみる。
11時に会社のイスで目覚める。台本を書こうと思って、そのまま眠ったらしい。無論、推敲など一行も進んではいない。ダメ人間万歳だな。
シャワーを浴びようと帰宅。
ヒメにあげようと実家から郵送されてきた中島らもの本の数々。なんとはなしに最近読み直している。深い意味はない。ただ読みやすい本がそこにあるから読んでいるだけだ。
昔より感じる部分が多いのは、成長か、感傷的になっているだけか。そんなのわからぬよ。
ベッドの上で本を読んでいるとヒメがちらつく。ここのところ感傷的というかなんというか、落ち込みやすい。胸が痛む。なにもやる気が起きない。ベッドの上でごろごろしているとまどろんでくる。MDでこっこの曲がガンガンかかっているが、私は音に睡眠を左右されないのだ。ついに悪夢まで見てしまった。夢日記ではないので詳しくは省くが、まあ用は過去のいろんな人物が出てきて冷たくあしらわれるって具合で。夢なんて見るのは久しぶりだな。
こりゃ、そうとう参っとるね。今思えば。
14時にはいくらなんでも正気に戻って、出社。アクアでラミネート加工をやってくれるというので、ご好意に甘えにいく。
アクアというのは、ヒーリングというかニューエイジというか、「癒し」や「心理学」や「セラピー」といったことを生業にしているお店、らしい。詳しいことはよくわからんのだが、狐の木のバイトだった花井香織が働いているのでジッコンの仲ではある。
昔はカレーがあってわりと美味しかったのだが、最近やめてしまったらしく残念。オープンサンドと豆乳コーンスープというあやしげなものを食べる。すべてオーガニックっぽい。身体に優しい感じ。ほんとうはよくわからないけど。
アクアに来るといつもルーンを引いている。今日のルーンは「×」。「パートナー」や「信頼」という意味らしい。なんだかよけいブルーになる。けっ、どういう意味だよ、と意味を熟読してみる。あんまり中身を覚えていないが、ようは自分を信頼せよ、ということらしい。ふーん。
店長のマリさんにカードリーディングしてもらう。このマリさんというのはなかなか素敵な女性。既婚者だけど。カードリーディングというのは、直観の左手でカードを引いて、そのメッセージをエンライトメント心理学がウンヌンなのだが、よく知らないのでウェブか何かで調べておくれ。出た結果。
「謙虚」「傲慢」
「歩み寄る」「悲しみ」
「性の獲得」「自分を追い詰める」
こんな感じ。
詳しい意味は省くが、結局、ずいぶん気持ちの整理がついた。
もちろん、痛みが消えたり、救われたわけではなくて。
言葉にするのは難しい。こんなとき言葉は不完全だ。
前向きになったというか、最低期は脱したというか。
我が強いのだ、私は。素直に生きるのは結構なことだ。でも、だから人を傷つけていいという道理はないよ。
ヒメが幸せでいてくれたらいい、とまで悟れたわけではないが、自分が成長しないと、相手が誰であれ、同じ過ちを繰り返すだろう。それは意味がない。
次のパートナーには、傲慢さを差し引いて、もっと自分のことを伝えないとなと思った。そばにいるから分かってくれるとは思わないように。何を考えているのか言葉にしないと。相手の気持ちを理解しないと。
あー、やっぱり言葉は不完全だ。いいたいことの50パーセントも伝わらない。
だから演劇をやるのかもしれないね。
印象に残った言葉。「結果は手放して。神様に任せた方がいい。結果に執着すると、どんどんおかしな方向になっていっちゃうから。ベストを尽くしたら、結果は神様にまかせましょう」
マリさん、ありがとう。浮き上がるきっかけかもしれない。
15時30分ごろ帰ってきて、バリバリ会計をやる。ここのところ溜まっていたんだよね。現場の人手不足もあるし、私が使い物にならなかったってのもある。まあまあ、いいじゃない。とりあえず清算。よし。
そのあと開店前の店で、久しぶりにミッションステートメントとスケジュール管理を行う。ほんとうに、まともにやるのは久しぶり。身のある思考が出来た。お、やっぱりアレだ、復活基調だ。
狐の現場で働く。アクアがらみのコンサートがあった。
いきなりヒメのことを考えなくなるわけではないけど、ちょっと働きやすかった。
で、電話をしようと決めたのよ。さっき。無理して連絡しないのもバカらしいなと思って。相手のことを考えて、自然にしていればいいじゃない。もちろん、悔いのないようにはするけど、自然に行動して、会いたいときに会って、電話したい時に電話して、それで離れていくならそういう運命だし、それでいいじゃない。ね?
それで、ヒメに電話してみる。ヒメ断ちは一週間。けっこうしんどかったね。電話したら幸せな気持ちになった。よかったよ。うん。嫌われてたりしてなくて。そういう、極端に良い妄想や極端に悪い悪夢に悩まされるのは、ホントバカだよね。いや、バカなんだけどさ、私は。
ヒメが日記を読んだってさ。やっぱり傷ついたみたい。うー、やっぱ閉鎖しようか。また悩む、ほんとに優柔不断だ、もう、バカな私。しかもまだ決めてないし。そのあとは、他愛のない話をして、切る。
しあわせ。ちょっと切ない。
ばか?
店は暇になっていて、池田さんと飲む。じゃんじゃんおごってもらう。
私は酒を飲むと本当に幸せになってしまって、飲みすぎるとすぐ寝ちゃう。ほんとに良いのだか悪いのだか。今日も切なさと幸せさが入り混じったような微妙な気分で過ごす。
池田さん。昔は嫌だったのだが、最近は本当に好き。この人はもう60歳にもなる大人の男性だが、過去にも未来にも生きていない。ただ今に生きている。こんな生き方、格好良い。
ちょっとエロ親父だけどね。そこも人間くさくて、大好き。
楽しい時間をすごす。
2時からメールを書いて、日記を書く。とちゅう吉行なんかとコンビニにコーヒーを買いに行ったりする。日記書きは4時ごろ終わる。2日分で45分くらいか、まあ30分以下だから良しとしよう。
徹夜で台本を書いて忍のもとに持っていく、という約束をしたのだが、から手形にして眠ってしまいそうな勢い。うーん、ほんとにダメだな、私は。おやすみなさい。
23.May.01.wed
泥に掴まる具合。
10時に目覚めると狐の木のソファーだ。昨日は佐野たちと飲んで楽しかった。でも台本は進んでないし、こんな刹那的ではいかんなと思う。
メールと日記を書く。
さ、台本を書こうとパソコンに向かうなり思い直して、雨の中散歩に出かける。コンビニで立ち読み。
会社に帰って、やるぞう、と自分にうそぶく。全然やる気が起きない。ヒメのことがちらつく。
そのまま泥に掴まる具合。まどろみの中だ。
ダメ人間です。
狐の木の現場仕事があるので、意識がはっきりしてきた。身体を動かしていないので気分が悪い。やはり運動は必要だよ。
木村瞳が会社にやってきたので、8月の公演の打ち合わせ。
瞳は成長したな。
お兄ちゃんは嬉しい。
そして、ちょっと寂しい。
なんでかね。人の成長を素直に喜べないのは。
頼りにしていますよ、木村さん。
それはそうと、真摯に瞳の話を聞けない自分には問題がある。昔からの慣習で聞き流す癖がついているんだな。これは本当にいけないし、自分にも瞳にもメリットなどない。
がんばって修正しないとな。
20時、石岡浩之が店に来てくれる。うさぎ幼稚園時代から原小学校、伊藤中学校、田園調布高校まで同窓の友達だ。
プロザックなりの話をしてくれる、彼は薬剤師。
木村瞳も交えて、8月の公演の参考になる話なんかもした。
石岡もつらい恋をしていたので、そのときは人事だったが、今は私事。もっとちゃんと聞いてやればよかったなと反省。ま、当時の自分はアレで精一杯なんだろうけど。
自分と石岡の考え方が入れ替わっていてびっくりした。人間は時の流れとともに考え方が変わっていくのだろうね。また元に戻ったり。そういう変化は面白いし、一人の人間と長いこと付き合うって言うのは価値があるなと思う。
ほんとに石岡くん、きてくれてありがと。うれしかったです。
早く上がった宮崎雅代なんかともカウンター越しに飲んで話して、面白かった。
狐の木自体は暇でしたねま、ゆっくり話が出来たって事は暇だったのよ。
22.May.01.tue
スロースターター。
10時に目覚めるが、まどろんで12時になる。台本を書かねばという義務感が憂鬱。曇天でいまにも雨が降りそう。ヒメのことを考える。寝起きはべっとりとした重い空気だった。
シャワーを浴びて洗濯機を回し、出社。
台本にかかれない。メールを読み書きして、日記を書き、ネットサーフをして、時間を無駄遣い。気分転換しようにも雨が降りそうで出かけづらいし、バイクは半壊している。
書き始めたのは16時少し前からだった。
台本書き、楽しい。
スロースターターなんだが、集中すればこれほど楽しい作業はないね。
最近台本を書いていて「人物達が勝手に行動する」感覚がなかった。それが不安で、自分の台本を書く力の限界を感じていたのだが、もう大丈夫みたいだ。
伝えたい思いがあふれてくるのは、明らかにヒメ効果。
いいんだか悪いんだか。
よくないねえ。
昔。今よりはるかに稚拙で無知な頃、台本がバリバリかけていたのは、痛みや悲しみ、そのほか良くも悪くも感情の起伏が激しかったからなのだろうね。人に伝えたい、理解されたいと強く望んでいたのだろう。自分を表現したいという強い欲求。
そういうの、欠けてたなあ、今思うと。
振られるまで。
18時過ぎまで書いて、時間が全然足りないことに気づく。20時から打ち合わせなので印刷しないと。とりあえず、ほっぽっていた狐の木の仕事をチャチャっとやって店に持っていくと、神津さんがいらっしゃった。狐の木のお客様の中でも、格好いい大人のおじさんである。ちょっとお話していたら、リエコ先生もいらっしゃる。素敵な女性なのです。お2人とちょっとお話する。神津さんには私の話を聞いていただいて、どっちが客なんだか。ありがとうございます、神津さん。リエコ先生とお話不足で、店から去る。残念。
油を売っていたら印刷間に合わない事態になりつつあり、急いで終わらせる。
取るものを取り渋谷へ。雨でよかった。バイクでいけない理由ができて。
電車の中で、石岡浩之が電話をかけてきてくれた。「どう?」と聞かれたので「だめ」と答える。後で電話するといって、電話を切る。ありがたいなあ、友達は。
渋谷のラケルで、小森崇、池亀忍、木村瞳、源田和樹、中野架奈、山口瑠璃子と打ち合わせ。
いろいろ話す。
足りないもの。金、人、時間。
いつ、何をやるにも足りないものだ。
天の時、地の利、人の和。って奴ですか。
仲間がいるというのは良い。この人々と120パーセントの力を出せれば、素敵な作品が作れるだろう。
ないものをねだるのではなく、あるものを最大限に生かせたらいい。
て、口では言っても、実際は求めてしまうんだよね、無いものをも。
時間堂の仲間達、ふつつかものの私ですが、よろしくおねがいいたします。
22時まで打ち合わせて、解散する。石岡に電話していたら、寝ていた。すまんね。ちょこっとはなして電話を切る。
ハチ公前に行く。用事があるわけではない。帰りがたかっただけ。
電車に乗って渋谷に向かう時も、ヒメに会うんじゃないかとか。渋谷でたっていても、ヒメが歩いているんじゃないかとか。ありえない幻想を抱いてしまう。
わかりやすいな、恋心ってやつは。
佐伯のエリさんオススメの「The ROOM」に行こうか、それとも他のバーにでも行こうか。でも新しい出会いを求める体力はないな。ヒメに電話しようか、声が聞きたいな。でも、やめておこう、なんとなく。
露店を開いている若者や、人を待つ人、歌う酔っ払い、幸せそうな2人。人の流れを30分くらいぼんやりながめて、やっぱり帰ることにした。
電車の中でチェホフの「かもめ」を読む。今は感じやすいんだな、トレープレフの気持ちが良く分かる。
作品は自分の心の鏡である。同じ人が読んだとしても、年齢、時間、状態、環境で、印象、感想はまったくちがってしまうんだろうな。
王子について、山本志保と電話する。話し聞いてくれてありがとう。なんかのときは助けに行くんで連絡ください。
佐野哲史、千秋毅将、溝口亮、佐藤吉行と3時まで飲む。下らぬ話をして、酔いつぶれて眠る。
酒に弱くて、いいんだか悪いんだか。
21.May.01.mon
バイクは直すか壊れるか。
昨日一日、日記を閉鎖するかどうか悩んだが、結局結論は出なかった。うーん、まあいいや。とりあえずほっとこう。で、もう一度読み返してみて、決めよう。いまは体力がないので読み返せないけど。
朝から弱っている。
前々から書こうと思っていた弱ってるメールを。旧友に書き送る。人から伝聞で「せりってこうらしいよ」と聞くより、本人から直接聞かされたほうがいいじゃない、ねえ。そんな理由。
山口瑠璃子と小野秀一から応援メールが来た。嬉しい限りで。ほんと、あんたたちが困ったら助けに行くぞ。
溝口亮と鈴木アキと、我がLEAD90くんのエンジンベルト交換作業を行う。13時からはじめて、17時過ぎまでかかった。
しかも、まだ終わってないし。
亮くんやアキちゃんはバイクをいじりなれているけど、私はまったくわからん。二人が作業しているのをじっと見ている。たまに支えたり持っていたり渡したり。うーん、すまん、ご両人。
部品が足りなかったり、工具を取りに行ったり、工具を買いに行ったりと、笑える七転八倒の末、どうにかエンジンベルトの交換は終了。ぱちぱちぱち。
で、エンジンがかからなくなりました。
えー!
もともとセルスタートは壊れていて、キックでかけていたのだ。そのキックが動かなくなった。なんだかなあ。
亮くんとあきちゃんと私の努力も空しく、わがLEAD90くんは鉄の塊になっている。
とりあえず、店が終わってからやろうという話になり、放置。合掌。
17時から2時まで、狐の木の現場で働く。
森田泰弘と佐藤吉行と亮くんとアキちゃん。アキちゃんは仕事の打ち合わせとかいって遅刻、そのまま23時まで来なかった。なんだか大変だなあ。店はあまり混みませんでした。
店にペーパークラフトの瀧澤正和が来てくれた。弱ってるメールに反応してくれたらしい。
ほんと、いい友達が多いなあ。感謝。
店が閉まってから、瀧澤も交えてバイクに再挑戦。3時過ぎまでやって、ダメ。
亮くんはやる気満々だが、私はバイク屋に持っていったほうがいいような気がしてきた。ああすれ違い。
まあ、いいや。しばらくまかせてみようっと。善意に甘えてみる。
ふとした瞬間に胸が痛む。もう2週間たっているのに、ちっとも衰える気配がない。この痛みに耐えよう。またいいことがあるさ。
帰ってから瀧澤とちょっと話をして、そのまま眠りにつく。おやすみなさい。
20.May.01.sun
夏日よねえ。
9時に起きると、暑い。抜けるような青空、強い日差し。さっそく昨日回した洗濯機から洗濯物を取り出し、干す。
なんだか、天気の話を書くといつも洗濯の話をつづけているような気がする。まあ、主婦っぽくていいかしら。
干し終わってから出社して、簡単なシリアルで朝食を取って会計なんかをやる。
11時に駒場アゴラ劇場入り。昨日の反省を生かして、今日はベストを着用してバイクに乗った。
気候が良くてバイクが気持ちよい。昨日走った道を通り、迷わずたどり着く。
中野架奈と話したり、久しぶりに会った中村元美や西脇弥生と話したり。元美は保育園の先生をやっているそうだ。弥生は短大を出てプータローらしい。どんな形でも、演劇を続けている後輩は可愛いものだ。
12時に手伝い要員、成田雅子を回収。実は待ち合わせをすっかり忘れていて、ちょっと遅れたなんて事は秘密だ。
成田さんと会うのも3度目だが、なんだか、面白い人だなあと思った。ポカリスウェットを買い与えたらいたく喜んだ。こんなことで喜んで貰えて私も嬉しい。
で、受付の小沢さんという人と話したりした。あと、源田和樹ね。変なライオンのティーシャツ着てた。なんでいっつもこんなに愉快な格好なのだろうか。
弁当をもらって、3時過ぎに成田を置き去りにして帰る。がんばれ、成田。もらった弁当が食べきれないので、玉山悟と分け合う。レミントンハミントンの公演のことを話す。うーん、イマイチ。ざっくり革新しないと難しいような気がする。
玉山さんと仲良くツーリングして帰る。
レミントンハミントンの公演中。受付で待機していた私は、あまりに暇なのでロビーの書架をあさって戯曲を読んでいた。桃唄309の長谷さんの「その藍、おかすべからず」を読む。場面の展開が早すぎて、演劇を見慣れない人には理解しがたいかもしれないが、すごく面白かった。ひとつのコミュニティーの中で変化していく人間関係を何年かかけて描いていく、その手法は好み。今度の桃唄の公演は見よう。
最近見たい芝居が多くて幸せ。財布の紐は緩まないが。
帰ってから佐藤孝治29周年パーティー。働いたのは溝口亮と佐藤吉行と森田泰弘と鈴木アキと伊勢公一と千秋毅将と島田裕介。来たのは平手くんや木村瞳や木村音詩郎や佐々木昌一や日馬紀子や大石哲之や北瀬和馬や吉田耕や峰君や中村菜穂子や勝並アキコや荒井豊や多苗尚志や稲村健夫や平野和也や石橋くんや知らない人や顔だけ知ってる人やもう書くの面倒くさいしもっといたけど、まあこんくらい。まあ、よく働いた。孝治さんおめでとう。
まかないが美味しかった。人と一緒にいると食欲が回復しますね。
片づけが終わった後、多苗と話し込む。いいやつだし、頭いいよね、この人。変人だけど。日記閉鎖問題にも言及。他にも四方山話をして、楽しいし力づけられたひとときになった。頭の整理もついたしね。
ありがとー、たなえ。
その後、勝並さんが来たり日馬さんが来たりして、ちょっと話す。勝並さんにはいいアドバイスをもらい嬉かった。
木村瞳が佐藤孝治誕生2次会から戻ってきて、時間堂5回目の仮チラシをたたく。そうそう、題名は「びょういんのパズル」に決りそうです。
でまあ、佐々木昌一とちょっと喋る。彼も悩みが多いみたいで、2人で大変だねえと傷をなめあおう。池田さんが見たらイヤがる光景だろう。
日記を書いて、2時に帰る。
多分、読書して筋トレして寝る。ていうか帰った後の私に筋トレをして欲しい。おやすみなさい。
19.May.01.sat
日記閉鎖問題
千秋毅将が言った。
「いやあ、あの日記はすごいねえ。嫌われようとしているようにしか思えないよ。マゾだね」
う、やっぱりそうだろうか。
改めて考えると、いろいろ問題が多いような気がしてきた。
問題点をいちいち洗いなおすのも時間がかかるので、ここは一時閉鎖したほうがいいのかとも思っております。
嫌われたら元も子もないので。
そういうわけで、問題のありそうな日記は閉鎖しようかと悩んでおります。
「嫌われたいなら書けば?」「私は読みたいので書け」「今さら何言ってんだ、もう遅い手遅れだがムナクソ悪いのでやめろ」「私だったら嫌だからやめた方がいいと思う」など、ご意見お待ちしております。
閉鎖といっても完全にやめるのではなく、日記を当り障りのない文章にするということです。
もちろん、個人的には書きたいのですが。これ読んで私を危ないやつだと思う人はいるかもしれないなあ。うー、素直に書いているからそう思われちゃうと「はい、危ないです」とかしか答えられない。まずい。
そもそも世の中に危なくない人間などいないわけで。普段から好青年然とした若者が突然ウンヌンというご時世、普段からちょっと逝っちゃってる私のような人物の方が安全だ。
言えば言うほど窮地に追い込まれていくような気がする。あのー、あんまり本気に取らないでね。みなさま。
私の日記を読んで、誰かが傷つくのは、やっぱり避けたいよねえ、できるだけ。
色々雑感ご意見ご希望苦情要望菓子折詰、お待ちしております。
19.May.01.sat そのに
振ってくれてありがとう。
目がさめると事務所。いっつもこのパターンだね、最近。最初は7時に起きたのだが、今日は千秋毅将と2人で狐の現場なので、体力温存のため2度寝。次に目覚めたら11時。寝すぎ。
会社で一番はじめにやることは、1パイントの水と12オンスの野菜ジュースを飲むこと。
その後、日記を書く。3日分たまっていたので、2時間かかる。一度帰宅して風呂に入ってから出かけようかと思っていたが、そんな暇はなさそうだ。13時に会社を出て、バイクで駒場東大前に向かう。天気が良くて気持ちよい。14時開演なので、それに間に合うようにしないと。この後、大田区のワークショップの参加者有志の公演を見に行く。それが15時30分なので、最初の一本は中座しないといけないかな。
駒場アゴラ劇場でレミントンハミントンの「リライト」を観劇。
開演10分前に到着して、腹ごしらえをしようと近所のコンビニへ行く。やっぱり食べたいものが無いので、カロリーメイトの友達みたいなやつを買って食べる。
お芝居の内容はね。初めの15分は極めて退屈だった。役者の芝居がなってない。ストーリーはありふれていながらも嫌いではない雰囲気だが、暗転が多すぎる。シーンをもっと決めたらいいだろうに。中盤から終盤は面白く見たのだが、それは私の心が開いていて、感じやすいだけかもしれない。役者さんは何人かいい感じの人がいて、生かしきれていない。惜しい。
結局最後まで見たのだが、中野架奈にも源田和樹にも西脇弥生にも中村元美にも挨拶せずに、次の舞台に。大田区矢口。遠い。でも天気が良いのでよいよい。
あそこだろうと思った場所が閉館になっていてガッカリ。本当の会場についたころには、菅野美穂子や小川淳や綾部紀彦が出てくるところだった。あちゃー。挨拶して、すぐに帰る。彼らにとってはさぞかし謎の人に見えたことだろう。この時点で時計は16時30分を回るところだった。
第二京浜をかっ飛ばす。LEAD90はオイルを入れただけで生まれ変わったようにパワーアップした。今までさぞかししんどかったに違いない。今では80キロまで出る。ま、それが普通らしいけど。ポロシャツ1枚で出てきたので、ちょっと肌寒い。
五反田を過ぎたころから雷が落ち始めた。すぐに雨が降ってきて、高輪台のあたりで豪雨になった。ぬお、これはしんどい、気化で熱が奪われていく。寒い。でも気づいた。春の匂いがする。春の雨の匂い。そう思うとちょっと幸せになって、雨の中のツーリングが楽しくなった。雨は後楽園のあたりでもう上がってしまった。
晴れた中のツーリングも雨の中のツーリングもすごく楽しかった。バイク、やっぱり好きだったんだな。昔はバイクでないと移動できないほど貧乏だったから、バイクに乗るのがつらかったんだなあ。と気づいた。
バイクに乗っている時に、振られて良かったな、と思った。
いろいろな気づきがあった。
なにより、生きているって実感がある。痛みを抱える時はとくに。
今おもえば、振られる前は演劇にも狐の木にも恋愛にも、惰性の面があったと思う。
全てを考え直して、本当に自分にとって大切なものを認識することができた。
枯渇していた、表現者として伝えたい痛みや喜びが次々出てくるようになった。
うん。振られて良かった。
これで帰ってきてくれれば、言うことなし、ハッピー。ま、気長にまとう。
狐の木に帰って来た時は17時45分。制服に着替えるとパンツまで濡れていた。ちぇ。千秋に「帰って着替えれば?」と言われるが、丁重にお断りする。だって帰ったらシャワーまで浴びたくなるじゃないねえ。と言ったらあきれられた。
暇なので遅れ遅れになっていた新メニューブックの印刷をする。
明日のレミントンハミントンの受付手伝いも探さないとな。
イラストレーターの印刷中に時間が余ったので、日記を書いてしまう。そう、一昨日は5時間、今日は2時間と、日記を書く時間が長すぎる。一日30分までとか決めないと生活崩壊するかも。
よし、今日はこれから、店が終わったら台本書こう。
と、思ったのもつかの間、佐野哲史、千秋毅将、溝口亮、池田政謙さんと、主賓の森田泰弘、佐藤吉行の誕生日会。おいおい、私はこの二人の誕生日をいったい何回祝えばいいのか。
森田にはP・F・ドラッカーの「プロフェッショナルの条件」を、吉行には志賀教授の「男女のウンヌン」という、男女のまぐわいがフルカラー文章付で掲載されている冊子をあげる。チョイスは佐野。そして、鍔屋の銘入ペティナイフをあげる。チョイスは亮さん。曰く「こんないいのオレも使ったことない」そうだ。
夜中まで話し込む。森田、話聞いてくれてさんきゅ。4時過ぎに帰って寝る。
台本なんて書けるわけないじゃん。
12.May.01.sat
逆境は友を試す。
狐の木の現場で17時から25時まで働いていたのだけど、野口希望と多苗尚志から電話がかかってきた。
嬉しい。単純に、それ以外言葉が思い浮かばない。自分がしんどいときに、気にかけて支えようとしてくれる友達がいるって、本当に幸せなことだ。希望なんかニューオリンズから国際電話だよ。
嬉しい、という以外に言葉が思い浮かばない。
結局そんなもんだ、私の文章能力なんてね。
この借りはいつか返してやる。
時間堂8月公演の取材で、理学療法士の学生さんと話す。上野。りょうさんというが、狐の溝口亮とは何の関係もない。
11時から12時40分まで、いろいろなお話を伺った。学校や病院のことはもちろん、家族のことなどで興味深いお話をしていただいて、非常に役に立った。ご本人もなかなか個性的な人で、もっとお話してみたいなあと思わせる人柄でした。
やっぱり、私は自分の意志をもって生きている人が好きなようだ。かつ、絵でも音楽でも、創作活動をしている人も好き。りょうさんはその両方だったので、とても楽しかった。
外苑前で森田泰弘と佐藤吉行と待ち合わせ。「リストランテ アカーチェ」で誕生会を開く。私が食べたのはマグロのたたきのようなもの。いっつも店で食ってるアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ。お肉と野菜の煮込み。とデザート。
味は普通に美味しかったです。サービスも普通。ランチコース4,000円ならば納得、といったところです。
森田と吉行がおめでたそうにしているところに、ふられたことを伝えてる。火曜日の佐野千秋亮音詩郎と同じくびっくり仰天していた。このリアクション癖になりそうに面白いんだよね、と思う私は人でなしだ。
正味のところ、どんなにつらくても悲しくても、人を驚かせたいとか、役に立ちたいとか、そういうもともと持っている性分がなくなるわけではないんだよね。だって好きなんだし、そういうことが。
誕生日祝いなのに、気を使わせてしまって、ちょっぴり反省した。二人とも優しい。いいやつだな。こいつらにも恩を返さないとな、いずれ。
帰りに雑貨屋などを巡って、王子に帰る。今日はよく晴れていて、洗濯物が乾きまくった。嬉しい。たたんでしまうと、何週間かぶりに部屋から洗濯物がなくなった。ハッピー!
ヒメがいないと本当に部屋がよく片付く。散らかす人がいないからね。洗濯物もはかどる。洗濯物が減るからね。でも、そんな手間があってもヒメにいて欲しいものだ。
で、17時から25時まで、みっちり働いてみたわけよ。狐の木で、やっぱり身体を動かしている方がいいや。それでも思い出すんだけど、デスクワークだとまったくはかどらぬからねえ。それに比べればはるかにやりやすい。
日記を書いて、メールを書いて、お家に帰る。ビデオでも見ようか。寝るかもしれない。
眠れればね。
11.May.01.sat
てにつかないって。
朝。ヒメと一緒に起きる。一緒に高田馬場まで電車で行って、学校のそばまで歩く。
なんだか心が晴れやか。言うだけ言ったからだろうか。気持ちの整理がついたからだろうか。
わかりません。
帰りにニューヨークカフェとかいうスタバみたいなコーヒーチェーンに入るが、カプチーノもサンドもやたらまずい。二度と行かない。
それから先はあんまり覚えていない。明日のレストランの予約をしたり日記を書いたり、急な雨に洗濯物を取り込みに帰ったり。そんなことそしていたら夜になった。そして狐の木が始まって、しまって、帰って寝た。
すっきりしたんだけど。やっぱり考えてしまう。ふとした瞬間にヒメのことを考えている。理性で考えたって仕方がないって。そんなこたわかってるのだが、入ってきてしまう気持ちはどうしようもないのだよ。
運動でもするか。
10.May.01.thu
とにふられた。
あらかじめ言っておきます。最近つくづく思うが、私は言葉がクサい。カッコウつけすぎで鼻につく。そんな自分の言葉を恥ずかしく思っている。でも、仕方がないのだ。だってそういう言葉、思っちゃうんだもん。言っちゃうんだもーん。
だから、そういう言葉が鼻についたら、ごめんなさいね。
6時前から台本の推敲に着手するも遅々として進まず。こっこの「サングロース」をMDに落として曲名をいれたり、部屋の片付け、掃除をしたりしている。天気予報では今日は晴れるそうだ。やった、洗濯物が乾く。
ちょびっと推敲していると頭が朦朧としてきたので、すこし寝る。
起きてから、会計やら日報やら誕生日会のレストラン探しやら、こまごまとした事を片付ける。とくになにをしたというわけではないのだが、あっというまに時間がすぎてしまった。そして新宿に移動。
地下鉄丸の内線の西新宿駅を降りると、そこは広大なダンジョンになっていた。ウロウロ歩くのが楽しい。「女神転生」の世界だ。ワシントンホテルを抜けて地上に出ると、文化女子学院が夕日で赤く輝いていた。こんな体験ができる街は、世界ひろしと言えども東京くらいのものだろう。この国に生まれたことをちょっぴり嬉しく思った。
「やまや」で狐の木用のソアベクラシコと、自分ととで飲むためのドイツワインを選ぶ。とは普通の赤や白は飲めないので、極甘口のものを店員さんに選んでもらう。やまやの新宿店は大きくて品揃えもいいのだが、ドイツワインは少ない。そのくせチェコのトカイワインはけっこうあるんだな。でもトカイは御厨英美子のチェコ土産でいいのを飲んだことがあるので、日本で安いものを頂こうと言う気にはなれなかった。結局謎のリースリングを買う。
パンプルムスシアターで玉山悟と待ち合わせて、なんとかいう芝居を見る。不出来な「引きこもり生還ストーリー」。脚本が雑で、人物が成立していない。ストレートプレイなら、出演者全員の人物のバックグラウンドを綿密に構築して欲しかった。役者さんは悪くないのに。
演出の黒川さんは玉山悟のナイロン時代の知人だと言う。もともと8月公演の演出探しの一環でやってきていた私としては、ぜひお話してみたかった人だ。でもスケジュールが一杯との事。縁がなかったようです。
店で仕事があるので、寄り道せずに帰る。えらいな、私。
ちょっと立てこんでいたらしく、棚卸ができていなかったようだ。溝口亮と話して明日の昼間やることにする。千秋毅将がパソコンで新カクテルレシピを作成しているので、自分のデスクがつかえない。仕方がないのでアスクルの発注などをした。
宮崎雅代は東大和と言う、国境を越えたところにすんでいる。だから23時にあがってすぐに帰らないと路頭に迷うことになるのだ。その雅代の帰りがけに話す。雅代は、佐野哲史を選挙に打ち込ませたいから、彼を1ヶ月休ませて下さい、との事。私としては、それは別にいいんじゃない、ていう感じ。今の時点で週に2回しか入っていないし、実質王子にいるのは1日半くらい。かえってリフレッシュしてパフォーマンスが上がると思うけど、という話をした。とはいえ、佐野と話をしてみようということでまとまる。すぐ佐野に「そこんとこどーなの」という趣旨のメールを送る。
24時にとが事務所に来る。野口希望から来た我々あてのポストカードを渡して、二人で帰宅する。努めて平静を装っていたけども、内心はドキドキ。
24時から4時まで、7日につづいて3日ぶりに話し合い。そう、別れ話ですよ。ふられてしまいました。私。
なんていうか。
3年5ヶ月付き合って、同棲して8ヶ月目。
長い。でも、振り返ってみるとあっという間な気もします。
思っていたよりもずっと深く、自分の身体に彼女が根付いていることが分かった。
何年かぶりに、胸が締め付けられるような痛みを味わってしまった。
今でも好きです。すがりついてみた。でもダメでした。
「家族のようになってしまった。男性として見ることができない」
ということらしいです。
なんだそりゃ。ふざけんな。
と、何を言っても後の祭り。
全身全霊で素直にかつ相手の心をくすぐるように自分の本音で、がんばって話をしたのだけれど、よりを戻そうという気にはついぞさせられませんでした。
客観的に見たら、そうとう無様だったと思うよ。お互いにね。泣いたし。叫んだし。
不思議なもので、ふたりで修羅場を一通り繰り広げた後、お互いなんだかさっぱりしてしまった。
やっぱり、私はまだ彼女が好き。彼女も、家族としては、僕のことが好き、なようだ。たぶん。わかんないけど。
なんかもう、それでいいじゃない。そう思った。
悔いが残らないように、やれるだけのことはやったよ。私は。
と、いうわけで、とこと斉藤ヒメと私クロサワセリのおつきあいは、2001年5月10日をもって終了しました。これかはら「大切なお友達」という関係が始まるみたいです。どうやら。
よくわからないんだよね、これからの二人の関係。
荷物はちょっとづつ実家に持って帰るみたいだけど、いまだにうちに山ほどあるし。そもそも鍵を間だ持たせていていつでも出入り自由だし。「鍵返そうか?」といわれて思いっきり断ってみた。あれ? 付き合ってないだけで、前と関係あんまり変わってないじゃない。
関係がはっきりしないウチは、ヒメの荷物を見るだけで胸が痛んだものだ。
あー、感傷的。浪漫的。恥ずかしいったらありゃあしない。
でもそんなもんだよね。私はできないよ、カッコいい恋愛なんてさ。
物だけじゃなくて、声や、歌や、言葉や、少しでも連想されるものがあると思い出していた。
今はもう平気。割り切れたので。別れを受け入れたというよりも、これからヒメを取り戻していこうという感じなのだと思う。
あんまり、ヒメが他の男と仲良くする姿は想像したくはないなあ。そうならないようにがんばろうっと。
無駄な努力だと思う節もあり、うまくいくような気もしていて。どうなるのかはその時になってみないとわからんよ。
これからもヒメがうちに泊まりに来ることがあるだろうし、そうなったら一緒に寝るだろう。ヒメもそれでいいみたい。
来週の火曜日には二人で遊びにいく約束をした。
ほんとに、これからどうなっちゃうんだろう。
半年後、二人のよりが戻っていても、二人に別々の恋人がいても、驚かないねえ。
未来のことなんて考えるだけ無駄。わかんないんだもん。なるようになるさ。せいぜい日々を楽しく生きようと思う。
寝る前に、よりが戻ったら飲もうと思っていたドイツワインをあけて、二人で飲んだ。結局別れる記念のワインになってしまった。飲んでみると、美味しい辛口の白だった。って、それじゃヒメ飲めないんだって! やまやの店員のヤロー、いい加減な事言いやがって。カシスでも入れてキールにしようかと提案すると「クロサワが私を喜ばせようと思って買ったものだから飲む」とがんばっていた。結局半分も飲めなかったけどね。
この期に及んでのろける私は救いようのない大バカものだ。
読んでくれてありがとう。おやすみなさい。
09.May.01.wed
超ひさしぶりにスタンダードな日記。
12時に起きてシャワーを浴び洗濯機を回す。明治堂でパンを買い出社。
どうも頭がぼんやりしている。
14時から狐の木の会議の予定なので、ぼやぼやしながら準備をする。時間になっても誰も来ない。正確には溝口亮は来たのだが、
「忘れてた。パソコン買いに行くよ」
と行ってしまった。おい!
昨日評価を上げた千秋、佐野、溝口は、男としてはともかく、社会人としては失格だ。
実は、こちらも準備不足で安心していたりする。店長失格。
けっきょくメールチェックやそのほかの雑事をこまごまと片付けているうちに店の時間になってしまった。
亮くんはパソコンをウハウハしながら眺めている。一人で開けるのは心もとないらしく、マウスの箱をあけて我慢していた。バカだ。とはいえ、新しいおもちゃを買った喜びは理解できる。実は買おうかと悩んで買って開けたその瞬間までが一番幸せなんだけどねえ。
そんな私を尻目に、パソコン除幕式をやるぞと佐藤吉行を電話で呼び出している。呼び出される吉行こそいい迷惑だ。
除幕式には参加せず、一度帰宅して洗濯物を干して、スタバに行く。
010オフィスをうろうろしている沼田けんじが、電通の内定を取ったという。それは喜ばしい。メールでお祝いを送ると気合の入った喜びメールが帰ってきた。いいやつだ。いづれコマーシャルの出演者で使ってくれ。って言ったら周りから仕事よこせとかしか言われなくて辟易している様子だった。まあ、そんなものだろ、友達なんて。
狐の木の現場はなく、デスクワークでたまっていた棚卸や仕入価格の再編成をやる。デスクワークはただでさえ苦手なのに、頭がすぐ余計なことを考えてしまうので一向にはかどらなかった。
あまりに店がひまで、佐野が23時にあがる。仕事で話し合いたいことがあったので、佐野のうちまでパソコンをとりにいく。ついでに佐野が、買ったばかりのプレステ2で買ったばかりのスピードのDVDとやらを見せてくれる。ふーん、て感じ。
会社に戻り書類をプリントして、ちょっと店の話しをして切り上げる。
池亀忍と8月公演の宣伝美術打ち合わせをする。素材のデータが大きいので四苦八苦。はげまされる。
はげましといえば、木村瞳にもはげまされた。いいやつだ、お前ら。
帰ったら2時ごろ。「ピアノレッスン」を見る。
主演のエイダ役のひと、めちゃめちゃ上手いな。浮気相手に逆切れして引っ叩くところなど秀逸。子役も良かった。全体としてすごく役者に恵まれた作品だと思うさ。
ただ、今の私にはあまりにヘビーすぎました。見ていられない。途中でお茶をいれて、隣りの部屋の千秋に振舞うついでに「しんどいよぅ」と話す。こんなとき同居している友達というのは良い。でも、「信長の野望」で毎日徹夜をしてはいけないよ、千秋くん。
気を取りなおして最後まで見る。うん。面白い。ピアノが彼女の不遇な時と共に死んでいったのね。
でも、エイダがハッピーになるラストなんてファック。あんな女はどん底に行くか海底でプカプカしていればいいんだ、と思った私は、今、確実に病んでいる。
これからはオーストラリア映画の時代かもしれない。オーストラリアに行こうかな。
そういえ今日は、世をはかなんで「弘前に行って弘前劇場に入ってやる」と息巻いていたっけ。
ちょっと読書して寝ようと思ったら、まったく眠れず。ぐるぐるぐるぐる、よどんだ思考で胸が押しつぶされる。あの部屋でしらふでは眠れない。ピアノレッスン見るときに飲みながら観ればよかった。しっぱい。
前向きに考え、台本を書くことにする。そういうわけで、日記を書いてみた。台本は進んでいないが、今読んでいるところ。そう、だからこんなに気合が入っているのさ。
そもそもすでに10日なので、ここから先は10日の日記を参照のこと。
08.May.01.tue
おともだち。
ホームページの更新。といっても、seriseri.comのトップページを微妙にいじくって、ハンサム部の日記を更新しただけ。それでも更新癖がついたのだから立派。自分で言うなよ。
20時から24時まで狐の木の現場で働く。あがったあと、レンタル屋に行く。こっこの新しいアルバムとマキシシングル「サングロース」「焼け野が原」と、ビデオコーナーで「セックスと嘘とビデオテープ」「秘密と嘘」「ファイトクラブ」「ピアノレッスン」を借りる。
一度うちに帰ってから、またお店に戻る。
木村音詩郎、千秋毅将、佐野哲史、溝口亮を呼び出して、話を聞いてもらう。
友達はありがたいと思いました。
ずいぶんずいぶんずいぶん、気持ちが楽になった。話をしてこんなに効果があるとは思わなかったな。
みんな優しい人です。
2時から5時まで付き合ってもらう。
この計り知れないご恩は、いずれ返します。
たぶん。
帰ってCDを聞きながら、6時ごろ寝る。
07.May.01.mon
ねむれませんよ。
ショックな出来事があって眠れませんでした。
書きたいことはたくさんあるけど、ちょっとまだ書けません。
インターネット日記は、みんなに見てもらえることが、良さであり、欠点ですね。私が書いたことで、誰かの名誉や心が傷つくこともありえるわけですから。もうやってしまったかもしれないしね。
本当に、生きることは事件が絶えないなあと思います。
みなさんも、自分らしく、自分がハッピーであるように生きてください。
今はこれだけ。ごめんなさい。意味不明ですよね。
一応。狐の木仕事はじめだった。思ったより客が来た。連休明けなのにみんな元気。
GW.May.01.
連休エレジー。
皆様は、大型連休をいかがお過ごしでしたか?
私は、一言で言って台本でした。
台本以外にしたことといえば、吉行の誕生日を祝って、村越正樹のグループのイベントがあるというので麻布の「ルネス」に言ったことでしょうか。そうそう、最終日、一応台本が終わった後、8月公演の撮影に出かけ、その後斉藤香代子の誕生日を祝いましたっけ。
デートもしていません。とすいません。
じゃあ、おかげで完成したのかっていうと、はい、しました。皆さんご声援ありがとうございます。
でもね。
人の死を題材にするのは、やっぱり大変
最初から分かっていたのだけれどねえ
自分がもうすぐいなくなるとか
大切な人がいなくなるとか
そういうとき、人間はどうなっちゃうんだろう
木村瞳からの貴重なご意見も賜り、鋭意再構成中。
まだまだ、これから。「もういヤっす。くじけたいっす」という気持ちも大切にしつつ、まあ、やれるように、やりたいようにやります。ハイ。
そんなわけで校正、改稿するのだが、明日からはとりあえずお店の仕事をしないとね
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